会期 | 令和元年10月5日(土)〜11月10日(日) | |
開館時間 | 月〜水・土・日曜日・祝日 | 午前9時45分〜午後5時30分 |
木・金曜日 | 午前9時45分〜午後8時00分 | |
※各日とも入場は閉館30分前まで | ||
※入場は、それぞれ閉館30分前まで(特別展は、期間中無休) | ||
会場 | 国立公文書館 本館 | |
入場料 | 無料 | |
※会場において展示図録を800円(消費税込み)で販売いたします。また、音声ガイドを200円(消費税込み)でご利用いただけます。 |
日時 | 令和元年10月26日(土) 午後1時30分〜午後3時40分 |
演題・講師 | 「天皇と政治ー明治から令和まで150年」御厨 貴氏(東京大学名誉教授)
「天皇のあり方―権威から象徴へ」古川 隆久氏(日本大学教授) |
場所 | 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階) | 定員 | 600名(要 事前申込・先着順) | 参加費 | 無料 | 申込方法 | メール本文に@代表者氏名 A参加人数 B電話番号、【件名】に「記念講演会参加希望」とご記入のうえ、 gyoko@eastcrew.com までお送りください。 なお1通のメールで5名まで申込可能です。 ※お送りいただいた個人情報は、記念講演会の受付のみに使用いたします。 |
申込受付期間 | 令和元年9月10日(火)〜10月23日(水) | 結果通知 | お申込みから7日以内に、結果をメールで送付いたします。 | お問合せ | 03-3485-8572(特別展記念講演会事務局) ※受付時間:午前10時〜午後6時(土日祝除く) |
日時 | 令和元年10月16日(水)午前11時から |
場所 | 国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)4階会議室 | 定員 | 90名 ※事前申し込み不要。解説会当日の午前10時から、当館1階受付において、入場整理券をお配りします。 |
企画担当者が、展示のみどころを解説します。 |
明治維新後、近代化の進展とともに、天皇を中心とする皇室の情報は様々な形で国民に伝えられました。特に、各地で行われる行幸啓は、多くの国民が皇室を身近に感じる機会になりました。その後も、現在に至るまで、行幸啓は皇室と国民を近づける重要な行事として行われる一方、その内容やスタイルは、時代に合わせて変化していきます。
本展では、天皇陛下の御即位を記念し、近現代の行幸啓の歴史と、皇室と国民の関係について、当館所蔵の公文書や関係機関所蔵資料から御紹介します。
参与大久保利通遷都ノ議ヲ上ル
慶応4年(1868)正月17日、新政府の参与大久保利通(おおくぼとしみち)は、大坂遷都(せんと)を建言しました。この中で大久保は、天皇は西欧の君主のように、国中を視察し、民を大切に育て、広く民に敬愛される君主となられることが重要であると述べています。大坂遷都論は採用されませんでしたが、同年3月には大坂行幸が実現し、明治天皇が初めて京都の外の地を訪問されました。
大正大礼記録
大正4年(1915)11月、大正天皇の即位の礼と大嘗祭(だいじょうさい)が京都御所で行われました。大正天皇は京都へ行幸し、儀式に臨みました。これらの儀式は詳細に記録され、『大礼記録』としてまとめられました。同記録には、右の資料のような文書のほかに、写真や絵図が含まれ、行幸の様子や、儀式の華やかな雰囲気を伝えています。左の資料は、行幸の際に運行された宮廷列車の写真です。
新日本建設ニ関スル詔書
昭和21年(1946)1月1日、「新日本建設ニ関スル詔書」が発せられました。詔書では、敗戦後の困難な状況の中でも、天皇は国民とともにあり、その関係は「終始相互ノ信頼ト敬愛」によって結ばれ、「単ナル神話ト伝説」によるものではないことが述べられています。その後、同年2月から、昭和天皇による戦後巡幸(じゅんこう)が開始され、昭和29年までに、当時、米軍の施政権下にあった沖縄を除く、すべての都道府県を行幸されました。