天皇陛下御在位20周年記念 公文書特別展示会

平成二年十一月十二日、『即位の礼』の一環として、「即位礼正殿の儀」が国の儀式として、宮殿において行われました。「即位礼正殿の儀」は、天皇陛下が御即位を公に宣明されるとともに、その御即位を内外の代表がことほぐ儀式で、『即位の礼』の中心的儀式です。

この儀式において、天皇陛下がおことばを述べられ、参列者を代表し、海部内閣総理大臣が寿詞を述べた後、万歳を三唱し、参列者がこれに唱和しました。この儀式には、国内各界の代表はもとより世界百五十八か国からの元首、祝賀使節など約二千二百名が参列しました。

資料は、『官報』（平成二年一月二十三日、十月二十三日）に掲載された、「即位礼正殿の儀」を国の儀式として行うこと及び「即位礼正殿の儀」の細目に関する内閣告示です。