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日本学士院賞は、学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績を顕彰するもので、授賞式は明治四十四年から行われ、平成二十一年までに九十九回開催されています。授賞式は、昭和二十四年以降は天皇陛下の、平成二年からは天皇皇后両陛下の御臨席の下に行われています。
秋の特別展では、第九十九回授賞式に天皇皇后両陛下が行幸啓されることを宮内庁長官が内閣総理大臣に通知した文書を展示しましたが、この文書はまだ移管されていないため、デジタル展示では、昭和二十四年六月十三日の第三十九回授賞式に昭和天皇が行幸された際の宮内庁長官から内閣総理大臣への通知文書を紹介しています。この時昭和天皇は初めて授賞式に行幸されました。
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