企画展

平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」

平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」
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【関連イベント】琵琶語り「平家物語」

概要

 『平家物語』は、治承(じしょう)・寿永(じゅえい)の内乱を背景に、平家一門の栄華から滅亡までを描いた軍記物語です。
 本展では、当館が所蔵する貴重な写本・版本をもとに、『平家物語』に登場する天狗・怨霊・物怪(もののけ)などに注目し、武士たちの物語の背後にある妖しくも美しい世界をご紹介します。

主な展示資料

平家物語

『平家物語』
 画像は『平家物語』の冒頭部分、巻一「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」。  本書は金泥(きんでい)・銀泥(ぎんでい)の下絵が施された美麗な豪華本で、紅葉山文庫に所蔵されていたことから「秘閣粘葉本(ひかくでっちょうぼん)」の通称で知られています。  「秘閣」とは紅葉山文庫の別称。また「粘葉」とは和本の綴じ方のひとつを指します。



頼政記

『頼政記』
 平家打倒を掲げて挙兵した源頼政(みなもとのよりまさ)に関する記事をまとめた写本で、『平家物語』の異本のひとつに数えられています。  物語によれば、頼政は紫宸殿(ししんでん)に現れた謎の怪鳥「鵺(ぬえ)」を弓で射落として退治し、近衛天皇(このえてんのう)から褒美に「獅子王(ししおう)」という太刀を下賜されたといいます。和学講談所旧蔵。



源平盛衰記

『源平盛衰記』
 『平家物語』の異本のひとつ『源平盛衰記』のうち、宝永4年(1707)に横型絵入り本として出版されたもので、内務省の旧蔵書。挿絵は、平忠盛(たいらのただもり)(清盛の父)に、池から現れた大蛇が襲い掛かろうとしている場面です。