企画展

平成29年度 第2回企画展 「ふしぎなふしぎな百人一首」

平成29年度 第2回企画展 「ふしぎなふしぎな百人一首」


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概要

現代ではお正月のかるた大会でお馴染みの小倉百人一首。しかし何故お正月の風物詩になったのかはっきりした理由はわかっていません。ほかにも成立事情や選ばれた和歌にも様々な謎がたくさん。今年の夏の企画展は、そんな百人一首の“ふしぎ”に迫ります。 この夏は親子で百人一首の魅力を再発見してみませんか?

主な展示


小倉山庄色紙倭歌

『小倉山庄色紙倭歌』
 狂歌作者として知られる信海(1626〜1688)の自筆と考えられる小倉百人一首の巻子本。金泥の下絵、霞、胡粉と雲母を用いた布目模様の料紙など、豪華な装丁で作られています。



武家百人一首

『武家百人一首』
 異種百人一首(小倉百人一首の影響を受けて後世に新しく作りかえられた百人一首のこと)のひとつで、古今の武将の和歌のみを集めて作られたもの。



小倉山百人一首

『小倉山百人一首』
 江戸時代前期の人形芝居である古浄瑠璃の正本(台本)。藤原定家(1162〜1241)と式子内親王(1149〜1201)の秘密の恋を合戦譚や霊験譚を織り交ぜて描いたもの。