IAW2021オンライン・セミナー 各回の概要


6月7日(月)
今年のウェビナー・シリーズ紹介(英語・フランス語)
 第3回国際アーカイブズ週間を記念し、ICAとそのパートナーやネットワークがアーカイブズ及び記録管理関係者のために準備したすべてのイベント、講演会、その他の活動について紹介します。
ブルーシールド国際委員会25周年記念講演(英語)
 ブルーシールド国際委員会は、ICAを含む4つの非政府組織、すなわち、アーカイブズ、図書館、博物館、記念物および遺跡に係る分野を代表する専門組織によって設立され、今年創立25周年を迎えます。
「アーカイブズに力を与える」 透明性とアカウンタビリティ(スペイン語)
 アーカイブズは民主主義、正義、人権を支える重要な要素です。このセミナーでは、ICAのアーカイブズと人権専門セクション(ICA-SAHR)、国立透明性・情報アクセス・データ保護研究所(メキシコ)およびICAラテンアメリカ地域支部(ALA)のイベロアメリカ・アーカイブズ教育大学ネットワーク専門家グループの代表者からの発言を挟みながら、その意味を探ります。
6月8日(火)
誰の話をしましょうか?:新規専門職員がデジタル化戦略について語りあう(英語)
 今年のICA新規専門職員プログラム参加者が実施したデジタル化に関する最新調査について、一般向け報告の前に内容をご紹介します。
6月9日(水)国際アーカイブズの日
文化変容に力を与える:タンダニア・アデレード宣言の実施に向けた政府系アーカイブズの対応(英語)
 オーストラレーシア公文書管理機関会議に所属する3つの政府系アーカイブズ機関が、タンダニア・アデレード宣言に対する対応手続きを開始しました。その進展を共有するとともに、必要な変更を行う際に直面するいくつかの課題を共有します。
デジタルブリッジの構築:連携とネットワーク構築のためのデジタル化(ユネスコと共催)(英語・フランス語(英語、フランス語、スペイン語の通訳付))
 このセミナーでは、ユネスコ創立75周年を記念して行われた、ユネスコ憲章関係記録のデジタル化に焦点を合わせ、各国の国立公文書館から講師を招いて、世界中のアーカイブズ界に力を与えるためのデジタル化にともなう挑戦と機会を探ります。
デジタル保存について知りたいこと:連携とネットワーク構築編(デジタル保存連合(DPC)と共催)(英語)
 このセミナーは、世界各国の専門家が集まり、円卓会議の形で、各人のデジタル保存に関する知見を持ち寄り、特にデジタル保存における連携とネットワーク構築の重要性について議論します。
ALAセミナー#アーカイブズに力を与える(スペイン語)
 ラテンアメリカ・アーキビスト協会(又は「ICAラテンアメリカ地域支部」、ALA)は、会員とそれ以外に対象を広げて、ALAセミナーを開催します。3人のパネリストが、IAW2021のサブテーマとしてソーシャルメディアキャンペーンで取り上げた、「アカウンタビリティと透明性」、「連携とネットワーク構築」、「多様性と包摂性」について発言します。
6月10日(木)
「ArchiLab」:アーカイブズ教育の中心にある協力関係(フランス語)
 このセッションでは「ArchiLab」とその目標について紹介し、アーカイブズの研修や教育の強化における連携とネットワーク構築の重要性について議論します。
連携とネットワーク構築:公的セクター・民間セクター・専門職団体の各視点から(フランス語)
 このセッションでは、参加者が共通のアプローチとセクター別戦略を理解することができるように、異なるセクター別の観点から、いかにしてネットワーク構築と連携がアーキビスト及びアーカイブズ組織の仕事を強化できるか、検討します。
6月11日(金)
アーカイブズと人権(英語)
 このイベントはジュネーブ国連図書館・公文書館の主催で実施されますが、ICAのアーカイブズと人権専門セクションが企画し、ヤン・ボエル、ペリーヌ・カナヴァッジオ、アントニオ・ゴンザレス・クインタナの編集で最近出版された、『アーカイブズと人権』に触発されたものです。
人工知能と多様性:アーカイブズの実践における転換点(英語)
 このセミナーでは、「人工知能研究のためのハブ」という新しい学際的かつ多元的なプロジェクトを紹介するとともに、アーカイブズ専門職に今後の実践や偏見の見直しについて考えることを迫ります。