デジタルアーカイブへのデジタル画像追加のお知らせ

 令和5年度に作成した特定歴史公文書等のデジタル画像約210万コマについて、国立公文書館デジタルアーカイブに追加しました。概要は、以下のとおりです。
 インターネット上の当館デジタルアーカイブから、ご利用いただけます。


行政文書

86,075コマ追加

・御署名原本

平成5年(1993)の詔書、法律、政令、条約の公布原本です。令和5年度公開分には、皇太子徳仁親王の結婚の儀の行われる日を休日とする法律、 有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約等が含まれています。


・財政史資料・賠償書類

財務省から移管された第一次世界大戦後の対独賠償に関する文書の一部。


・財政史資料・議会参考書

財務省から移管された帝国議会の政府答弁用参考資料として作成された想定問答等のうち、第76回〜第81回の資料の公開分。


・閣議・事務次官等会議資料

内閣官房から移管された閣議・事務次官等会議の資料を開催日順に綴った文書のうち、昭和37年〜昭和39年の資料の公開分。


内閣文庫

1.和書 (内務省、外務省、宮内省等旧蔵資料)

226,566コマ追加


・内務省

明治維新後、内務省が収集した歴史書等。『大和国栄山寺古文書写』、『養蚕図解』、『種樹園法』等が含まれています。


・外務省

明治維新後、外務省図書局等が収集した歴史書等。『西俗一覧』、『西洋旅案内』、『朝鮮事情』等が含まれています。


・宮内省

明治維新後、宮内省が収集した歴史書等。『国史攬要』等が含まれています。


2.漢籍 (昌平坂学問所、豊後佐伯藩主毛利高標献上本、高野山釈迦文院等旧蔵資料)


1,787,577コマ追加


・昌平坂学問所

昌平坂学問所は、寛永7年(1630)林羅山が上野忍岡(しのぶがおか)に書院を開いたのに始まり、元祿4年(1691)湯島の地に移り、寛政9年(1797)幕府の官学となり、「学問所」と改称されました。その蔵書は林家歴代の手沢本(しゅたくぼん、書入れなどがある愛蔵書 )を基幹とし、文化年間以後、幕府がここで歴史・地誌の編集を行った際の資料や、昌平坂学問所で出版した、いわゆる官版もほとんど揃っています。


・豊後佐伯藩主毛利高標献上本

豊後佐伯藩8代藩主毛利高標(1755-1801)の収集した書物の内、高標の没後、文政11年(1828)に孫の高翰から幕府に献上された書物。


・高野山釈迦文院

高野山釈迦文院の旧蔵書。明治20年(1887)頃、同院から購入した書物。



所蔵資料の閲覧

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