1.経緯
平成26年5月から、政府において、国立公文書館の機能・施設の在り方等について検討が重ねられ、当館には、歴史公文書等の収集・情報提供の取組において、センター的機能を発揮することが期待されています。
※詳細は『国立公文書館の機能・施設の在り方に関する基本構想』(平成28年3月)を参照ください。
当館では、平成28年度から、外部の有識者からなる「歴史資料等の積極収集に関する検討会議」を設け、国立公文書館における歴史資料等の積極収集に関し、その方針及び具体的方策等について、学術的見地及び利用者の視点に基づいた検討を開始しました。
2.パイロット事業について
現在、当館では、他機関が所蔵する国の公文書やこれを補う情報が記載された資料を対象に、デジタル複製による収集及びそれらの提供に当たっての課題の把握を行い、歴史資料等の収集及び提供を実現する事業に新たに取り組んでいます。
対象となっている資料は、以下のとおりです。
3.デジタル画像の提供(閲覧)について
上記パイロット事業については、東京本館閲覧室に設置されている専用の端末(1台)において、デジタル画像の閲覧が可能です。
なお、複写については、現在のところ行っておりませんが、平成30年度中に開始することを目指して調整しています。
(参考)