「国際アーカイブズの日」記念講演会報告


 国立公文書館は、平成27年6月8日(月)、東京都内において、東京大学大学院人文社会系研究科教授の加藤陽子先生を招き、「国際アーカイブズの日」記念講演会を開催しました。
 昭和23年(1948)6月9日にユネスコの支援を得て設立された国際公文書館会議(ICA)が、平成19年(2007)、その設立60周年を記念して、6月9日を「国際アーカイブズの日」として定め、加盟各国に対して、この日に合わせて記念行事等の開催を呼びかけました。当館では、これに呼応し、平成20年から記念講演会等を開催しています。
 今回、加藤陽子先生からは、「現代日本の公文書管理−歴史家の視点から」という演題のもと、「公文書等の管理に関する法律」(平成23年4月施行)の成立に至る過程のほか、国立公文書館の現状と展望などについて、ご講演いただきました。
 講演会には、国及び地方公共団体が設置する公文書館、アーカイブズ関係機関等や一般の方々など、144名の出席がありました。


  • 150706_01.jpg

    会場の様子

  • 150706_02.jpg

    ご講演中の加藤陽子先生