会期 | 平成17年4月5日〜4月24日 |
平成17年4月5日から24日まで開催いたしました。本特別展は、盛況のうちに終了いたしました。たくさんの御来場、ありがとうございました。
天下人家康の愛読書と出版事業、八代将軍吉宗の閲読書や資料収集に光を当て、幕府政治と紅葉山文庫(将軍のアーカイブズ)の関係を照らし出す資料約60点を展示しました。
『吾妻鏡』
黒田長政から徳川家に献上された北条本。重要文化財。
『貞観政要』
徳川家康が木活字で出版させた伏見版 。
『群書治要』
家康が銅活字で出版させた駿河版。
『伊勢物語』
美しい書体と装丁の嵯峨本。
『人鏡陽秋』
8代将軍徳川吉宗が閲覧した本。
『御書物方留牒』
紅葉山文庫の業務日誌。
『普救類方』
医薬に恵まれない庶民のために出版された。
『遠西奇器図説録最』
吉宗が和訳させた西洋の機械図解。
『御撰象棊攷格』
10代将軍徳川家治の詰め将棋集。
『天保郷帳』
全国の村の石高を記した。重要文化財。