絵手本の花

絵本野山草(えほんのやまぐさ)

請求番号197-0032

橘保国たちばなやすくに著。宝暦5年(1755)刊。狩野派の画法を用いて描いた草木画集。本書は、画家志望者を対象とした絵手本えてほん(絵の描き方を習うための教材)の一つです。橘保国(1715~1792)の父守国もりくには初め狩野派の門人鶴沢探山つるさわたんざんに師事し、のちに絵手本の版行を生業としました。保国は、父の跡を継ぎ、画家として活躍しました。資料は明治16年(1883)の再刊です。全5冊。

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画像は、1. 芙蓉(ふよう)(冊次1)、2. 撫子(なでしこ)(冊次3)、3. 金銭花(きんせんか)・寒菊(かんぎく)(冊次4)です。