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開催予定の展示会

令和7年夏の特別展 「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」

白地に終戦と黒の文字で書かれたポスター-

【展示会】

概要

 令和7年(2025)は終戦から80年にあたります。
 昭和20年の日本では、悪化する戦況や、激しさを増す日本本土への空襲に対応して、疎開をはじめとする政策が実施されました。8月15日には終戦を告げる玉音放送が行われます。一方、終戦後、占領下の日本では、今日の社会にもつながる様々な改革が短期間に行われます。 本展では、日本が大きな変化を迎えた年である昭和20年の出来事について、当館所蔵資料を中心にご紹介します。

主な展示資料


日本大博覧会の開催が閣議決定される

【4月】鈴木貫太郎が内閣総理大臣に任命される
 4月7日、鈴木貫太郎(すずきかんたろう)内閣が成立しました。画像は、鈴木貫太郎が内閣総理大臣に任命された際の裁可書です。




終戦の詔書


終戦の証書

【8月】 終戦の詔書
 ポツダム宣言受諾(じゅだく)を表明した「終戦の詔書」は、8月14日の閣議において決定されました。翌15日には、昭和天皇による詔書の朗読がラジオで放送され、「玉音放送(ぎょくおんほうそう)」として国民に戦争の終結が告げられました。 画像は「終戦の詔書」です。


女性参政権の実現

【12月】 女性参政権の実現
 12月17日、衆議院議員選挙法が改正、公布されました。この改正により、20歳以上のすべての国民に選挙権が、25歳以上のすべての国民に被選挙権が与えられました。画像は衆議院議員選挙法を改正する法律が公布された際の閣議書です。



【原本特別展示】「終戦の詔書」原本特別展示 【特別展関連イベント】

特別展をさらに深く楽しめるイベントを企画中です。参加費無料。詳細は決まり次第、国立公文書館HP、SNSでお知らせします

国立公文書館つくば分館 令和7年度 夏の企画展「なるほど万博〜日本の万博の歴史を見に行こう〜」

なるほど万博の文字の横に男の子と女の子が閃いた顔をしているポスター

【展示会】

概要

 1851 年にロンドンで初めて開催された国際博覧会(万国博覧会)。
 日本は、慶応3 年(1867年)のパリ万博に江戸幕府や薩摩藩(現在の鹿児島県)、 佐賀藩(現在の佐賀県)が参加してから、国際博覧会をはじめとする、さまざまな博覧会に関わってきました。
 令和7年(2025年)、日本で20 年ぶりとなる国際博覧会、大阪・関西万博が開催されています。この機会に、幕末から現代にいたる日本と博覧会の歴史を国立公文書館の資料でたどってみよう!

主な展示資料


国際博覧会条約が公布される

国際博覧会に関する条約・御署名原本・昭和四十年・第十四巻・条約第二号

「国際博覧会に関する条約・御署名原本・昭和四十年・第十四巻・条約第二号」
 昭和3年(1928)に国際博覧会の開催ルールなどを定めた国際博覧会に関する条約が締結されました。日本は長く条約を批准しないままでしたが、昭和39年12月に衆参両院の全会一致で批准され、昭和40年2月8日に条約加盟国となりました。画像は昭和40年1月22日に同条約が公布された際の御署名原本です。


日本万国博覧会(大阪万博)が開催される

第3回日本万国博覧会関係閣僚協議会議題について

「第849回(報告)1、第3回日本万国博覧会関係閣僚協議会議題について(官房)」

展示資料は、昭和41年(1966)10月に開催された第3回日本万国博覧会関係閣僚協議会の議事次第で、「日本万国博覧会会場基本計画」の第3次案が報告されています。「会場の中心部に位置して、多数の人々の人間的な親交を深める場であり、同時に日本万国博覧会の統一テーマである「人類の進歩と調和」を全体的に表現するものとして」シンボルゾーン(お祭り広場)を設置することが提案されています。


国際科学博覧会(つくば科学万博)の記念硬貨が発行される

五百円の臨時補助貨幣の形式等に関する政令の一部を改正する政令

「五百円の臨時補助貨幣の形式等に関する政令の一部を改正する政令」
 昭和59年(1984)10月、「五百円の臨時補助貨幣の形式等に関する政令の一部を改正する政令」が公布され、つくば万博の記念硬貨が発行されました。展示資料は、同政令を決定した閣議書で、記念硬貨のデザインが添付されています。表面に筑波山と梅花、裏面につくば万博のシンボルマークがデザインされています。



【関連イベント】和綴じ体験(三つ目綴じ)


過去の展示会

「特別展」 「企画展」 「館外展示及び他機関と連携した取組」


特別展

企画展

館外展示及び他機関と連携した取組