石巻市における被災公文書等の修復支援事業の実施について
国立公文書館は、平成23年度に引き続き、東日本大震災により被災した石巻市において被災公文書等修復支援事業を実施しました。
【参加した修復研修生の意見・感想】
・文書の修復は初めて目にしました。元々あった形や姿に戻すからこそ自分たちの歴史が受け継がれているのだと感じました。
・最初の講義はスピードが速く、不安な部分もありましたが、分からないところを、なぜそのような処置をするのかも含めて丁寧に教えてもらえたので、きちんと仕上げることができました。また、他の人の仕事も見ることができたので、多くの処置例を参考にすることができました。
・大学の夏休みを利用して実際に被災資料の修復に携われたことは、とても貴重な体験となりました。大学でも修復の分野を学んでいるので、この経験を今後も生かしたいと考えています。