「国際アーカイブズ週間」記念講演会報告


 国立公文書館は、令和3年6月9日(水)、東京都内において「国際アーカイブズ週間」記念講演会を開催しました。なお、開催にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、感染防止対策を講じるとともに、移動制限のある状況を考慮して、オンライン形式での参加を可能とする形式で開催しました。
 はじめに、清家篤日本私立学校振興・共済事業団理事長、慶應義塾学事顧問より、「生涯現役社会の条件」と題して、雇用慣行や働き方の変革の意義についてお話いただくとともに、高齢化が進む中で、生涯現役社会をどのように可能にするか、その条件について、 先生のご研究を踏まえてオンラインによりご講演いただきました。
 続いて、坂東眞理子昭和女子大学理事長・総長より、「公文書館とアーキビストへの期待」と題して、アーカイブズの重要性、特にそれを支える専門職であるアーキビストの重要性と使命についてお話いただくとともに、アーキビストの将来像について会場からご講演いただきました。
 今回の講演会には、国及び地方公共団体が設置する公文書館等、アーカイブズ関係機関等、117名(会場:28名、オンライン89名)の参加がありました。

  • 清家篤日本私立学校振興・共済事業団理事長、慶應義塾学事顧問によるご講演

    清家篤日本私立学校振興・共済事業団理事長、慶應義塾学事顧問によるご講演

  • パネラー

    坂東眞理子昭和女子大学理事長・総長によるご講演