14.鉄道網の整備と新幹線の建設

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日本国有鉄道幹線調査会の答申について

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戦前から主要な幹線を中心に鉄道の路線網は形成されており、昭和30年代には、ローカル線を中心に路線が拡大しました。また、都市部および幹線を中心に蒸気機関車から電車、電気機関車へと電化が進み、昭和31年(1956)には、東海道線全線の電化が完了しました。しかし、成長著しい日本経済の状況を鑑み、国鉄は、昭和36から37年に東海道線の輸送力は限界に達すると予想しました。昭和32年8月に設置された日本国有鉄道幹線調査会は、翌年、東海道新幹線建設の必要性に関する答申を提出しました。答申には「技術的には世界最高の水準による最も近代的な交通機関として実現することを目標とするはもとより、その工事並びに完成後の運営については最高能率を発揮し得るよう画期的な方策を採用」することとあるように、「夢の超特急」の建設に大きな期待が寄せられました。

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