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3. 寛政重修諸家譜かんせいちょうしゅうしょかふ

松平定信が老中の職に在った寛政元年(1789)、幕府は『藩翰譜』の続編の編纂に着手し、同年および同3年に大名旗本諸家に系譜類の提出を命じました。作業は幕府の右筆所で進められ、『藩翰譜続編』は文化3年(1806)に完成。新井白石の『藩翰譜』を引き継いで、延宝8年(1680)から天明6年(1786)までの大名諸家の家伝や系譜が収録されました。

『藩翰譜続編』と平行して『寛政重修諸家譜』の編纂も進められました。『寛政重修諸家譜』は、『寛永諸家系図伝』の追加の必要を述べた若年寄堀田正敦(まさあつ)の建言で編纂が始められた大名旗本諸家の家譜集成です。幕府は寛政11年(1799)に堀田を編集総裁に任命。14か年を費やして、文化9年(1812)に完成し、凡例目録とも全1,530巻が、同年11月に献上されました。当初は『寛永諸家系図伝』以降の分を書き継ぐ予定でしたが、諸家から新資料が提出されたのに伴って、『寛永諸家系図伝』を書き改める必要が生じ、一大編纂事業となりました。編集員は40数名に上り、その中にはのちに『古今要覧稿』を編纂する屋代弘賢の名も見えます。

展示資料は、紅葉山文庫旧蔵の献上本。全1530冊。56個の桐箱に収納されています。

(請求番号:特104-0001)

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