ここから本文

印刷するには?

17. 老話ろうわ

常陸国下館藩主(のちに上野国沼田藩主)で、幕府の寺社奉行や西丸老中を務めた黒田直邦(くろだなおくに 1666―1735)が、為政者の心得や諸芸習得の方法などを説いた書。

旗本中山直張の三男として生まれた直邦は、母方の祖父黒田用綱(上野国館林藩家老)の養子となり、5代将軍徳川綱吉の子徳松に仕え、徳松の没後は綱吉に近侍しました。元禄16年(1703)に下館藩主。享保8年(1723)に奏者番兼寺社奉行に任ぜられ、同17年に沼田藩主(3万石)となり、西丸老中在職中の同20年(1735)に70歳で没しました。学識豊かな殿さまとして知られ、ほかに『治教秘録』『鳴鶴抄』等の著があります。

展示資料は、全1冊。

(請求番号:159-0033)

写真をクリックすると拡大画像が表示されます

本文ここまで



ここからメニュー

大名の系譜
名君の条件
大名の教訓
大名の編著書
戦記・歴史書
故実考証
儒学・教育
地誌
文学(詩歌)
本草・博物学
外国(海外情報・外交)
産業
茶の湯ほか
図録・絵巻
随筆

メニューここまで


ページここまで