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29. 二程治教録儒学・教育にていちきょうろく

陸奥国会津藩主保科正之(1611―72)は、文教政策の一環として、寛文年間(1661―73)に『玉山講義附録』『二程治教録』『伊洛三子伝心録』を編集刊行しました。これらは藩の教学の基本文献として「三部書」と称して尊重され、のちに藩校の日新館でも用いられました。

『二程治教録』は、中国北宋の学者程顥(号は明道)・程頤(号は伊川)兄弟(兄は1032年、弟はその翌年誕生)の著述を集めた『二程全書』から、政治や教育に役立つ名言を抄録したもの。林鵞峰の寛文12(1672)の序と、同8年の山崎闇斎の序・跋があります。

展示資料は、紅葉山文庫旧蔵。全2冊。

(請求番号:子253-0013)

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