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医学・薬学への関心

 家康は政治や歴史の書だけでなく、医学書・薬学書も愛読していました。また薬草等の知識も豊富で、みずから多くの薬を製剤、服用していました。

新刊官本類証医林集要(しんかんかんぽんるいしょういりんしゅうよう) [請求番号: 子258-0002]

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 中国の医薬書。明の嘉靖8 年(1529)刊。家康は本書を参考に実際に薬を調合したと言われています。資料は、家康が調合したといわれる「神効散」(しんこうさん)の項。全20 冊。紅葉山文庫旧蔵。