研修・全国公文書館長会議

 国立公文書館では、公文書の保存と利用を促進するため、さまざまな研修を行っています。
この研修について、平成23年4月に「公文書等の管理に関する法律」が施行されることに伴い、同法の趣旨を踏まえた研修の在り方に関する検討を重ねてきました。
 この結果、平成23年度から、以下のとおり新たな研修を実施することとしています。
 さらに、公文書管理制度の円滑な運用を図るため、公文書館等が当面する諸問題についての協議を行うとともに、相互の緊密な連絡を図ることを目的として、全国公文書館長会議を平成元年(1989)から毎年開催しています。また、平成20年度から、同会議と併せて「国際アーカイブズの日」記念講演会を開催しています。

1.公文書管理研修(現用文書管理を中心とした内容とし、国又は独法の文書管理担当者等が対象)

○公文書管理研修T(初任者研修)
 公文書等の管理に関する法律の概要を理解させるとともに、移管等に関する基本的な事項を習得することを目的として開催。

○公文書管理研修U(文書管理担当者研修)
 公文書等の管理に関する法律を始めとする関連法令を理解するとともに、公文書等の管理、保存及び利用に関する専門的な事項を習得することを目的として開催。

○公文書管理研修V(文書管理担当者専攻課程)
 アーカイブズ研修V(公文書館専門職員養成課程)の全部又は一部を受講させることにより、公文書等の管理に関する法律等の更なる理解を図るとともに、公文書館法第4条第2項に定める公文書館専門職員として必要な専門的知識を習得することを目的として開催。

○府省別行政文書管理研修
 国立公文書館と府省庁等により本研修を実施することで、研修生に、公文書等の管理に関する法律の概要を理解させるとともに、各府省庁等における公文書等の管理や、国立公文書館における移管等に関する基本的な事項を習得することを目的として開催。

2.アーカイブズ研修(非現用文書管理を中心とした内容とし、国・地方公文書館等の職員が対象)

○アーカイブズ研修T(初任者研修)
 歴史資料として重要な公文書等の保存及び利用に関する基本的な事項を習得させるとともに、公文書館制度についての理解を深めさせ、公文書館法の趣旨を徹底させることにより公文書館等の職員としての資質の向上を図ることを目的として開催。

○アーカイブズ研修U(テーマ別研修)
 歴史資料として重要な公文書等の保存及び利用等に関する特定のテーマに係る共同研究等を通じて公文書館における実務上の問題点等の解決方策を習得させ、もって参加者の資質の向上を図ることを目的として開催。

○アーカイブズ研修V(公文書館専門職員養成課程)
 公文書館法第4条第2項に定める公文書館専門職員として必要な専門的知識を習得させることを目的として開催。

○地域研修
 国立公文書館と地方公共団体等により本研修を実施することで、研修生に、歴史資料として重要な公文書等の保存及び利用に関する基本的な事項を習得させるとともに、公文書館制度についての理解を深めさせ、公文書館法の趣旨を徹底させることにより公文書館等の職員としての資質の向上を図ることを目的として開催。


(※参照)

国立公文書館が実施する研修の将来体系イメージ

国立公文書館が実施する平成23年度研修計画(公文書管理研修)

国立公文書館が実施する平成23年度研修計画(アーカイブズ研修)

(※参考) これまでの研修
 国立公文書館つくば分館研修・見学会(平成17年〜)
 公文書保存管理講習会(平成12年〜)
 公文書館等職員研修会(昭和63年〜)
 公文書館専門職員養成課程(平成10年)
 公文書館実務担当者研究会議(平成5年〜)