国立公文書館開館50周年記念事業

昭和46年(1971)7月1日に開館した当館は、去る令和3年(2021)に開館50周年を迎えました。
キャッチコピーの決定、記念式典の開催、記念映像の制作、連続企画展(全3回)など、記念事業を振り返ります。

7月1日 記念式典

これまで当館の活動を支援し、また我が国の公文書管理の発展を牽引してきた方々からのご挨拶、福田康夫元内閣総理大臣による記念講演、パネルディスカッション、記念映像の上映等が行われました。当日配信した式典の映像(約90分)と記念映像(約17分)をYouTubeで公開中です。

広報誌 特集

25号ではキャッチコピー「記録を守る、未来に活かす。」を様々な角度から取り上げ、26号では開館から今日に至る当館の50年の歩みを振り返り、27号では記念式典の模様を紹介しました。バックナンバーを当館ホームページで公開中です。



連続企画展

開館50周年、また公文書管理法施行10周年を記念し、歴史公文書等の保存及び利用の意義や重要性などに
ついて、広く一般の皆さまに知っていただく契機となるよう、連続企画展(全3回)を開催してきました。

6月26日~8月29日 文書管理の歴史を紐解く -古代~近世の文書の管理・保存・利用-
6月26日~8月29日 文書管理の歴史を紐解く -古代~近世の文書の管理・保存・利用-

拡大表示

古代の六国史りっこくしや律令、中世の貴族たちの日記、江戸幕府の資料蒐集蒐集しゅうしゅうに関する記録や書物奉行の業務日誌などを通じて、古代から近世にかけての文書管理の一端を紹介。

9月25日~11月28日 おしゃべりな本たち -謎解き!紙と文字から探る内閣文庫- 9月25日~11月28日 おしゃべりな本たち -謎解き!紙と文字から探る内閣文庫-

拡大表示

本の形態や素材などに着目する書誌学の手法を用い、当館が誇るコレクションである内閣文庫から、様々な知識を教えてくれる「おしゃべりな本たち」を紹介。

1月15日〜3月13日 近現代の文書管理の歴史 -記録を守る、未来に活かす。- 1月15日〜3月13日 近現代の文書管理の歴史 -記録を守る、未来に活かす。-

拡大表示

明治政府による文書管理のはじまりから現在に至る近現代の文書管理の歴史を、内閣の文書管理制度の変遷を中心に紹介。