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[請求番号 特084-0003]
『甲子夜話続編』付録に、平戸藩が神田橋御番を務めていた当時(1804年頃まで)の同藩の火消行列の図が収められています。「出火之節出馬行列帳」「出火之節人数行列帳」と題された資料で、総勢300から400数十人にのぼる勇壮にして華麗な大名火消の様子がうかがえます。 家老・用人・留守居(るすい)以下藩邸の藩士たちのほか、隊列には大勢の鳶と人足も。龍吐水(りゅうどすい)(手押しポンプ)や梯子・長柄杓(ながびしゃく)等の消火道具も装備していますが、同時に服紗(ふくさ)に包んだ弁当を持つ料理人や医者なども加わり、さすがに大名家の火消衆、いささか悠長の感を否めません。
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関連リンク: 甲子夜話続編