5.南極観測への参加

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国際地球観測年における南極地域への参加について

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日本の南極地域観測事業は、昭和32年(1957)7月から昭和33年12月までの国際地球観測年への参加を契機として始まりました。昭和30年9月、日本学術会議の「国際地球観測年における南極地域観測への参加について(要望)」の趣旨にそって、同年11月4日、南極観測への参加等が閣議決定されました。第一次南極観測隊は、昭和31年11月8日南極観測船「宗谷(そうや)」により東京港を出航し、昭和32年1月29日、南極に到着しました。東オングル島に「昭和基地」を開設して観測を始め、隊員のうち11名が越冬しました。

日本の南極観測は、国際地球観測年終了後の第六次観測隊まで続けられましたが、昭和37年に初代観測船「宗谷」の老朽化等のため一時休止し、昭和40年に新南極観測船「ふじ」が建造され、再開しました。「ふじ」は第二四次観測(昭和57年)まで使用され、南極観測における日本の科学技術調査を支えました。

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