各所灯台設置箇所絵図
「各所灯台設置箇所絵図」は、明治4年(1871)12月現在の全国の灯台設置状況を示した絵図です。開国以後、諸外国は海上交通の安全のため、灯台設置を強く求めました。江戸幕府が諸外国と結んだ「江戸条約」(慶応2年(1866))や「大坂条約」(慶応3年(1867))には、灯台及び灯船の設置についての記載があり、明治政府はこれを引き継ぐ形で洋式灯台等の設置を進めることとなりました。絵図には、英語でcompleted(建設済)、in progress(建設中)、proposed(計画中)と注記されています。
【請求番号 附A00009100】