「三国志」は、政治の腐敗や黄こう巾きん賊ぞくの乱によって社会が大混乱に陥った後ご漢かん王朝(25〜220)末期を舞台とした物語です。主人公の劉りゅう備びが、義兄弟の関かん羽うと張ちょう飛ひ、そして軍師の諸しょ葛かつ亮りょう(字あざなは孔こう明めい)と力を合わせ、ライバルである「魏ぎ」の曹そう操そうと対決するという物語です。