ここから本文

4. 第二回内国勧業博覧会の賞牌

第二回内国勧業博覧会では、名誉・進歩・妙技・有功・協賛の各賞と褒状の順に6種類の賞が設けられました。最高位を名誉賞と位置付け、各賞に明確な基準が設けられたほか、進歩から協賛の各賞は1〜3等に分けられていました。受賞者は4,000人程で、全体の一割余りにあたりました。

展示資料は、名誉賞の賞牌の見本図等です。賞牌に描かれている人物は、八咫鏡を造ったとされる神話上の神、石凝媛命(イシコリドメノミコト)等です。このように賞牌には、産業や技術に関する日本古来の神々がモチーフとしてデザインされていました。

公文附属の図・二一五号 第二内国勧業博覧会賞牌
写真をクリックすると拡大画像が表示されます

※写真をクリックすると拡大画像が表示されます


本文ここまで



ページここまで