明治10年(1877)9月、モースが大森貝塚の発掘調査を実施したところ、多くの遺物が出土しました。出土物は、詳細な目録と調査の概要とともに、明治天皇の天てん覧らんに供されました。調査の概要には、モースが鉄道の車窓から大森貝塚を発見したことも触れています。 資料が含まれる「公文録」は、「公文附属の図」とともに重要文化財に指定されています。