更新目印 認証アーキビストの更新について

更新の目的・仕組み

 認証アーキビストの認証の有効期間は、認証状交付の日から起算して5年です。アーカイブズやアーキビストを取り巻く環境は日々変化しています。このため、認証アーキビストには、社会規範の変容や情報技術の進展等を踏まえ、最新の動向を把握し、対応していくことが求められます。よって、認証の有効期間を無期限とせず、更新の仕組みを設けました。
 認証アーキビストは、認証の審査において「アーキビストの職務基準書」に示されたアーキビストとしての専門性を有すると認められています。更新の審査においては、この専門性が更新申請時においても充足していることを、申請書類に基づき、認証アーキビストが有する専門性を活かした活動の有無とその内容から確認します。
 館長は、館に設置するアーキビスト認証委員会に審査を依頼し、認証委員会は申請者が提出した書類を基に、要件を満たしているかどうかを判断し、審査結果を館長に報告します。館長は、その審査結果に基づき、更新が認められ、更新料を納入した者に対し認証状を授与します。
 なお、認証更新の有効期間は、更新後の認証状交付の日から起算して5年です。有効期間の満了ごとに更新の手続が必要です。


 認証更新の仕組み

※ アーキビスト認証委員会の議事の記録、委員の構成等については「アーキビスト認証委員会」をご覧ください。

更新の要件

 最近5年(更新点数累積期間)において、審査規則別表2に定める点数を20点満たす必要があります。

 ○認証アーキビスト審査規則 別表2 認証アーキビストの活動に関する標準点数

(1)知識・技能等

点数 主な内容 備考
9点 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る研修会等(3日以上)
 を受講
公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る大学院修士課程相当
 の科目を修得(2単位)
6点 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る研修会等(2日)
 を受講
3点 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る研修会等(1日以下)
 を受講

(2)実務経験

点数 主な内容 備考
3点/年 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る実務経験
 (4か月ごとに1点)
認証期間満了日までを含む。

(3)調査研究能力

点数 主な内容 備考
20点 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る著作(単著)
15点 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る論文
公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る研究ノート
5点 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る職務の成果
 (目録、データベース、書籍等の翻訳物、書評、調査報告、資料紹介
  資料集、展示図録等)
公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る研究発表
公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る研修等の講師
3点 公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る業務報告書等
公文書等の評価選別・収集、保存、利用又は普及に係る調査研究活動

(備考)1 上記実績は、点数に該当する例を示したもの。

    2 「(3)調査研究能力」に係る実績の執筆分量は、4,000字程度又はそれ以上とする。ただし、一体的かつ連続した成果物
      の場合は文字数を合算できることとする。



更新目印 申請方法

申請手続

 令和7年度の申請方法については、以下をご覧ください。


 【全体版】5MB
 『令和7年度 認証アーキビスト 更新申請の手引き』(令和6年12月 国立公文書館)pdfファイル


 【分割版】
  表紙・目次・スケジュールpdfファイル(1.3MB)
  1 認証アーキビストの更新についてpdfファイル(1.5MB)
  2 更新要件pdfファイル(1.5MB)
  3 更新方法pdfファイル(3.4MB)
  4 審査結果の通知及び認証状の交付pdfファイル(1.3MB)
  5 よくある質問(FAQ)pdfファイル(1.4MB)
  裏表紙pdfファイル(1.1MB)

 申請書様式 [Word形式:113KB]・[PDF形式:331KB]

結果通知および更新手続き

 審査結果は、申請者に対して個別に通知します。審査に合格した申請者は更新料として 3,000 円(消費税込み)を、期日までに銀行振込で納付してください。更新料の納付確認後、手続が済み次第、認証状をお送りします。
 また、氏名・認証番号・認証年度・認証更新年度・所属名及び現住所(都道府県名)が認証アーキビスト名簿に記載され、国立公文書館のホームページ上にて公表されます。
※ 更新手続は更新料の納付が確認できるまで完了しませんので、ご注意ください。
※ 認証アーキビスト名簿に記載する所属名及び現住所(都道府県名)は、申請書(様式6)にて本人の同意を得た場合にのみ公表します。

更新が行えなかった場合

 更新申請は、有効期限が切れた6年目以降であっても、最近5年(更新点数累積期間)で累積した点数が20点を満たせば更新申請を行うことができます。
 なお、認証アーキビストの審査において、アーカイブズに係る専門性を有することは認められているため、認証アーキビストの再度の申請は受け付けられません。
 詳細は『令和7年度 認証アーキビスト 更新申請の手引き』よくある質問(FAQ)Q2-3pdfファイルをご覧ください。



更新目印 よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

『令和7年度 認証アーキビスト 更新申請の手引き P.45~62』pdfファイルをご覧ください。


  • 1 更新についてpdfファイル
  • 2 更新の要件についてpdfファイル
  • 3 更新の要件における「(1)知識・技能等」についてpdfファイル
  • 4 更新の要件における「(2)実務経験」についてpdfファイル
  • 5 更新の要件における「(3)調査研究能力」についてpdfファイル
  • 6 提出書類についてpdfファイル
  • 7 メールサービスによる申請書類の提出についてpdfファイル
  • 8 更新申請後についてpdfファイル

  • アーキビスト認証に関するお問合せ先

    〒102-0091
    東京都千代田区北の丸公園3番2号
    独立行政法人国立公文書館
    統括公文書専門官室 アーキビスト認証担当
    電話 03-4360-3174(担当直通、土日・祝日を除く9:30~17:00)
    FAX 03-3212-8809
    Email ninsho◆archives.go.jp(◆を@に変更)
    URL https://www.archives.go.jp/ninsho/index.html
    ※問合せ先と申請窓口Email(jca.shinsei◆archives.go.jp(◆を@に変更))が異なりますのでご注意ください。

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