明治25年(1892)、ベルツは勲くん三さん等とう旭きょく日じつ中ちゅう綬じゅ章しょうを受章しました。明治9年以来の東京帝国大学での教育や、研究書の出版(『内科病論』『日本鉱泉論』)など、日本の医学界への貢献が評価されたのです。なお、ベルツは医学教育・診療・研究・公衆衛生・衛生行政など様々な分野に足跡を残し、「近代日本医学の父」とも呼ばれています。