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東京盲唖学校教諭兼東京盲唖学校訓導正八位石川倉次叙勲ノ件 [請求番号: 勲00081100]

 石川倉次くらじ(1859~1944)は小学校訓導を経て、明治20年(1887)に東京盲唖学校助教諭となりました。石川は、フランスのブライユ考案の6点点字を日本語の五十音に翻案した日本訓盲点字を開発しました。この功績が認められ、明治34年、石川は勲六等単光旭日章を授章しました。

 展示資料は石川の叙勲に関する裁可書と、添付された点字です。この裁可書には、明治22年に発布され、昭和21年(1946)に日本国憲法が公布されるまで存続した大日本国帝国憲法の点字も付されています。

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