内大臣府における近衛と佐々木による調査は、憲法改正の調査を宮中機関たる内大臣府において行うことへの批判や、11月1日に総司令部から近衛の憲法改正問題への取り組みは総司令部の指示によるものではないとの声明が発せられる中で続けられました。しかし、内大臣府が11月24日をもって廃止されることとなり、11月22日に近衛文麿が、11月24日に佐々木惣一がそれぞれ奉答します。