憲法草案が下付された枢密院では、草案審査のための委員会が4月22日から合計11回開かれ、6月8日の本会議で可決されました。この間、4月10日の衆議院議員総選挙を経て、同月22日に幣原内閣は総辞職、5月22日に吉田内閣が成立しています。新内閣成立を機として、いったん枢密院への諮詢案は撤回され、若干の訂正を加えて再諮詢されています。