この労働基準法制定の経過を詳細に記した記録が残されています。「労働保護法草案」(昭和21年4月12日)の名称のある第1次案から第13次案までが2冊に綴じられた草案関係資料、原議綴り、議会関係など、その一連の資料が保存されています。
なお、官公職関係の労働組合が政府に対して給与問題を中心とする要求を提出し、労働攻勢が頂点に達したいわゆる「二・一ゼネスト」が、マッカ−サ−声明により中止となったのは、昭和22年1月31日のことでした。