「火事と喧嘩けんかは江戸の華」と言われたように、かつての江戸は火事の多い都市でした。明治になってもそれは変わらず、明治の中頃までに東京で1000戸以上焼失する火災は15回ほどもありました。ここでは、明治期の東京の大火と火災対策を取り上げます。