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国立公文書館明治宰相列伝

トップ > 松方正義 > 5.予戒令を定む(明治25年)

予戒令を定む(明治25年)

松方は、明治24年(1891)年12月、議会解散に踏み切りました。日本憲政史上初の衆議院解散です。政府は、民党の取り締まりを意図して、明治25(1892)年1月、予戒令は発布されました。この資料はその閣議請議文書です。
  総選挙は同年2月実施され、政府・民党の息詰る選挙戦が展開されましたが、品川弥二郎内務大臣(1843〜1900)の選挙干渉により、民党候補者の選挙運動が妨害され、各地で流血騒ぎが起こったため、内相が辞職。第3議会終了後の同年7月、松方内閣は総辞職しました。

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