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桂太郎

 第11代、第13代、第15代内閣総理大臣。長州藩士桂与一右衛門の子。戊辰戦争に従軍し、維新後、陸軍に入り、ドイツに留学しました。兵制改革に貢献し、陸軍次官・台湾総督などを経て第3次伊藤・第1次大隈・第2次山県の陸軍大臣を務めました。
 明治34(1901)年、第1次桂内閣を組織し、日英同盟を結び、日露戦争に対処。政友会と妥協し、当時総裁だった西園寺公望と交互に政権を担当する「桂園時代」を築きました。
 明治41(1908)年再び組閣、日露戦後社会の人心を教導すべく「戊申詔書」を発布しました。大正元(1912)年、3度目の組閣を行いましたが、第1次護憲運動に直面し、程なく退陣。大正2(1913)年10月、胃がんのため死去します(65歳)。なお、総理在職通算日数は、歴代1位です。

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桂太郎写真