
昭和31年(1956)10月19日に調印、12月12日に批准された日ソ共同宣言により、日本とソビエト連邦の交戦状態が終わりました。この共同宣言は、交戦状態終了、外交・領事関係の回復、国際連合憲章の尊重、日本の国連加盟へのソ連の支持、ソ連に抑留されていた日本人の送還、ソ連の対日賠償請求権の放棄、通商関係設立交渉の開始、平和条約締結交渉の継続と平和条約締結後の歯舞群島・色丹島の返還などを内容としています。日ソ共同宣言の締結により、日本は国連に加盟しました。掲載資料は、日ソ共同宣言の公布原本です。

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