明治12年(1879)4月

琉球藩を廃し沖縄県を設置する(琉球処分)

簿冊番号:公02426

資料名等

琉球藩ヲ廃シ沖縄県ヲ被置ノ件

解説

琉球王国は、江戸時代を通じて、日本(鹿児島藩)と中国に両属していましたが、明治4年(1871)の廃藩置県に伴い、鹿児島県の下に入りました。翌5年(1872)、政府は、琉球国王尚泰を琉球藩王に封じ華族とし、琉球藩としました。さらに、明治12年(1879)4月4日、琉球藩の廃止と沖縄県設置を全国に布告し、翌日鍋島直彬を沖縄県令に任命しました。また、旧藩王尚泰には東京に居住することを命じました。掲載資料は、琉球藩廃止・沖縄県設置に関する裁可書です。

資料写真

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