「平成24年度公文書管理研修T(第2回)」及び「平成24年度公文書管理研修U(第2回)」を開催


【公文書管理研修T(第2回)】
 国立公文書館では、平成24年11月21日(水)、「平成24年度公文書管理研修T(第2回)」を開催しました。
 本研修は、「公文書等の管理に関する法律」(以下「公文書管理法」という。)第2条に定める行政機関及び独立行政法人等の文書管理担当職員等を対象に公文書管理法の概要を理解させるとともに、公文書等の管理及び移管に関する基本的な事項を習得させることを目的として、公文書管理法の施行を受けて、平成23年度から開催しています。
 今回の研修には、各府省庁等の行政機関、立法機関、独立行政法人、国立大学法人、大学共同利用機関法人、特殊法人等88機関164名が参加し、「公文書等の管理に関する法律」、「公文書等の移管、廃棄(評価選別)等」についての講義を受講しました。
 研修後に実施したアンケートでは、受講者から、「法律制定の背景を含め、法律、施行令等、体系的に説明していただき理解が深まった」、「公文書の移管と廃棄について、具体的な事例で説明していただいたので、大変わかりやすかった」といった意見が寄せられました。
 なお、「公文書管理研修T」(第3回)は、平成25年2月13日(水)に開催する予定です。

【公文書管理研修U(第2回)】
 上記研修に続いて、12月4日(火)から7日(金)までの4日間、「平成24年度公文書管理研修U(第2回)」を開催しました。
 本研修は、公文書管理法第2条に定める行政機関及び独立行政法人等の文書管理担当職員等を対象に、公文書管理法を始めとする関連法令を理解させるとともに、公文書等の管理、保存及び利用に関する専門的な事項を習得させることを目的として、公文書管理研修Tと同様に平成23年度から開催しています。
 今回の研修には、各府省庁等の行政機関、立法機関、独立行政法人、国立大学法人、大学共同利用機関法人、特殊法人等67機関から137名が参加しました(一部科目のみの受講者を含む)。
 3日間の関係法令や実務に関する科目等の講義の後、4日目には国立公文書館本館及びつくば分館の見学を実施しました。
 研修後に実施したアンケートでは、受講者から「総論から始まり、国際標準、歴史資料の利用など色々な角度から公文書とは何か、公文書管理はどうあるべきかが分かる講義であった」、「公文書の移管・廃棄の具体的な手続きなど実践的な内容も聞くことができ、日常業務にすぐに役立つ内容であった」、つくば分館見学については「文書が到着してからの流れを順を追って説明していただき、分かりやすかった」、「貴重な資料を拝見でき感動した」といった意見が寄せられました。


  • 【公文書管理研修T講義風景】

  • 【公文書管理研修Uつくば分館見学】