国立公文書館が所蔵する江戸から明治にかけての豊富な資料の中から、病と医療に関する古書古文書と公文書をご紹介します。展示資料を通して、人々の生命を容赦なく奪った感染症の恐怖、そして医療の改善と改革をめざした先駆者たちの努力の跡があざやかに浮かび上がります。
昭和22年(1947年)5月3日の日本国憲法施行から満60年。国内外の様々な力が複雑に絡みあう情勢の下で進められた日本国憲法の制定と新憲法に伴う諸施策。当館が所蔵する資料により、「再建日本の出発」に向けて様々な制度や政策が立案、検討、審議され、実施に移された過程を60年前にさかのぼってご覧いただきます。
明治期に在任した7人の内閣総理大臣は、それぞれ維新の激動に身を投じ、明治初期から官僚あるいは軍人として欧米に学びながら、近代日本国家の形成と確立に力を尽くしました。
今回、彼らの業績を記した公文書を展示し、近代国家としての体制を急速に整えていった明治日本の姿をご紹介します。