桂は、陸軍内で山県にその力量を認められ、昇進を続けます。また、明治31(1898)年1月、第3次伊藤内閣の陸軍大臣となり、政治家としても歩み始めます。明治34(1901)年6月、臨時首相だった西園寺公望の後を受け、桂は内閣総理大臣に任命され、朝鮮・満州をめぐり、南下政策を進めていたロシアに対し、イギリスと連携して防止する方策を考えます。
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