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参議黒田清隆鹿児島県へ派遣勅使護衛等にあたらせる(明治10年)
明治10(1877)年2月、西郷隆盛の挙兵に際し、黒田はいまだ鹿児島にあった旧主の島津久光(1817〜1887)、島津忠義(1840〜1897)父子の意向を確認するため、勅使とともに、同年3月、鹿児島に入りました。黒田は、旧主に対しては隠忍を保ちつつ、勅使護衛の任務を全うしたほか、麾下の2500名の兵を用いて、西郷隆盛側についた大山綱良県令(1825〜1877)を拉致し、鹿児島城下に1兵も残さず、長崎に向かいました。
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