昭和5年(1930)4月

ロンドン海軍軍縮条約が調印される

簿冊番号:枢D00666

資料名等

千九百三十年「ロンドン」海軍条約御批准ノ件

解説

昭和5年(1930)4月22日ロンドンでイギリス・アメリカ・日本・フランス・イタリアにより海軍軍縮条約が締結されました。ワシントン海軍軍縮条約で規定された主力艦建造休止期限を5年延長すること、英・米・日の補助艦保有比率を100:100:69.75とすることなどが定められました。日本国内では、この条約をめぐり、統帥権の干犯である、国防の危機を招くなどとして反対する声が上がりましたが、10月1日枢密院本会議で承認され、翌2日天皇の裁可を得ました。掲載資料は、ロンドン海軍軍縮条約批准を枢密院に諮った際の会議筆記に記録された、伊東巳代治審査委員長の発言内容です。

資料写真

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