枢密院会議筆記・一、支那時局報告・昭和二年六月一日
蒋介石が率いる国民革命軍の北伐の進展により、山東地方に禍害が及ぶことが懸念されたため、田中義一内閣は、昭和2年(1927)5月、同地方の日本人居留民の現地保護のため、出兵を決定しました(第1次山東出兵)。掲載資料は、田中内閣総理大臣兼外務大臣などが、出兵にいたる経緯などを6月1日に枢密院に説明した内容の記録です。
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