明治7年(1874)1月

板垣退助・後藤象二郎らが民撰議院設立建白書を提出する

簿冊番号:建00012

資料名等

〔民撰議院設立建白書〕(佐賀県士族副島種臣)

解説

「征韓論」をめぐる政府内部の対立から下野した前参議の板垣退助・後藤象二郎・副島種臣・江藤新平らは、明治7年(1874)1月17日、「民撰議院設立建白書」を左院に提出しました。板垣らは、翌日、新聞「日新真事誌」に建白書の内容を公表し、大きな反響を得ました。建白書では、政府の有司専制が政治危機を招いているとして、「天下ノ公議ヲ張ル」ために民撰議院を設置すべきであると主張しています。掲載資料は、その建白書です。

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