数字で見る国立公文書館

当館の様々な活動を
“数字”を切り口にしてご紹介します。

※各種数字は特に注記のない限り、令和4年度(2022/4/1 ~ 2023/3/31)又は同年度末(2023/3/31)時点のものです。

所蔵資料数の推移

所蔵資料数は?

1,651,520

 行政機関から受け入れた行政文書等を約117万冊、江戸幕府や明治政府が作成・収集した古書・古文書を約48万冊保存しています。当館ではこれら特定歴史公文書等を永久に保存し利用に供しています。

東京本館・つくば分館の書庫書架の総延長距離は72,296m。エベレストの8 倍以上!
受け入れ冊数

受入れ冊数は?

46,393

 行政機関、独立行政法人、司法機関等から歴史 公文書等を受け入れ、原則として1年以内に利用 に供しています。

つくば分館で受け入れた行政文書

つくば分館で受け入れた行政文書

デジタルの割合は24.9%、約3,507万画像を掲載。

インターネット上で
見られる資料数は?

410,524

 資料の保存及び利便性の向上のため、資料をデジタル化し、「国立公文書館デジタルアーカイブ」で公開しています。デジタルアーカイブは、インターネットを通じて、「いつでも、どこでも、だれでも、自由に、無料で」、当館所蔵資料の目録情報の検索、デジタル画像等の閲覧、印刷、ダウンロードが可能なインターネットサービスです。

常設展示室

常設展示室

利用者数は?

27,589人/年

展示会入場者数

 東京本館(基本展示「日本のあゆみ」・特別展・企画展)、つくば分館等で展示を観覧できます。

閲覧室

閲覧室

2,904人/年

閲覧者数

 当館所蔵資料は一部を除き、東京本館閲覧室で閲覧できます。

書庫設備

書庫設備

779人/年

見学者数

 解説を聞きながら、書庫設備等のバックヤードの見学、常設展の観覧ができます。

職員数の比較

職員数は?

207

どんな活動をしているの?

修 復

400冊/年

重修復

1,205枚/年

リーフキャスティング

 経年により劣化した資料や過去に損傷を受けた資料は、専門的技術を持った職員が損傷の程度を見極め、繕い、裏打ち、リーフキャスティング等の種々の方法で修復しています。手作業による修復(重修復)は、分担制ではなく、1 人1 冊担当しています。

繕い

繕い

リーフキャスティング

リーフキャスティング

地方等との連携協力

 地方公共団体からの求めに応じての公文書管理条例の制定等や公文書館設置等に関する委員会・審議会等に、職員を委員等として派遣しています。
 また、デジタルアーカイブでは、当館所蔵資料と地方公文書館等の外部機関のデータベースを横断検索できます。

26

デジタルアーカイブ横断検索

39件/年

委員等派遣

歴史公文書等の評価選別

3,962,053件/年

保存期間満了時の措置の確認

 行政文書ファイルは、保存期間が満了した後に国立公文書館等に移管するか、廃棄するかをあらかじめ設定しておく必要があります(保存期間満了時の措置の設定)。国立公文書館は、行政機関が保存期間満了時の措置を適切に設定しているか確認しています(図中A)。

3,672,590件/年

廃棄協議に関する助言

 行政機関が行政文書ファイルを廃棄する際、内閣総理大臣の同意を得る必要があります。国立公文書館は、内閣府からの依頼に応じて、保存期間満了時の措置の確認時点以降の社会状況等の変化を踏まえて、廃棄が適当か助言しています(図中B)。

利用審査

1,477冊/年

要審査文書の利用決定件数

 特定歴史公文書等には、個人の権利利益を害するおそれがある情報などの利用制限情報が記録されている場合があります。資料への利用請求があった場合、このような利用制限情報の有無を審査します。
 審査の結果、一部を利用制限する場合、利用制限情報を含むページを袋がけしたり、利用制限情報のあるページをスキャンした上で利用制限情報を黒塗りしたりして、利用に供しています。