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栄典制度の見直し

栄典制度の在り方に関する有識者アンケート調査 [請求番号: 平16内府00930100]

 平成13年(2001)、栄典制度を社会経済情勢の変化に対応したものとするために「栄典制度の在り方に関する懇談会」(座長:吉川弘之日本学術会議会長=当時)が開催されました。展示資料は、開催に際して、各界の有識者等3,000人を対象に実施されたアンケート調査です。

 このようなアンケート調査等を踏まえ、同年、「栄典制度の在り方に関する懇談会」は内閣総理大臣に報告書を提出しました。これを受けて政府は、「栄典制度の改革について」(平成 14 年 8 月 7 日閣議決定)において、①数字による表示を改める、②授章者が適正なバランスとなるよう努める、③警察官、自衛官など著しく危険性の高い業務に精励した者を対象とする新たな叙勲の種類を設けるなどの改革を行うことを定めました。政府はこの決定を実行に移すため、新しい勲章の授与基準を平成15年5月20日に閣議決定し、同年秋の叙勲から新しい叙勲制度がスタートしました。

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