大正10年(1921)12月

ワシントン会議で4国条約が調印される

簿冊番号:類01431

資料名等

太平洋方面ニ於ケル島嶼タル属地及島嶼タル領地ニ関スル四国条約並追加協定御批准ノ件ヲ裁可セラル

解説

大正10年(1921)11月から大正11年(1922)2月まで、アメリカ大統領ハーディングの提唱により、ワシントン会議が開かれ、海軍軍縮と極東・太平洋問題を協議し、ワシントン海軍軍縮条約、4か国条約、9か国条約などが締結されました。掲載資料は、大正10年(1921)12月13日に日本・アメリカ・イギリス・フランスによって調印され、大正11年(1922)8月5日批准、大正12年(1923)8月17日に公布された4か国条約(正式には、「太平洋方面に於ける島嶼たる属地及島嶼たる領地に関する四国条約」と言います。)を批准する際の裁可書です。4か国条約では、太平洋諸島の締約国相互の権利の尊重と紛争の平和的解決が謳われました。4か国条約の締結により、日英同盟は廃棄されました。

資料写真

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