大正8年(1919)6月

ベルサイユ条約が調印される

簿冊番号:纂01449

資料名等

侯爵西園寺公望提出講和会議ニ関スル報告書ノ件

解説

大正3年(1914)に始まった第1次世界大戦は、日本を含む連合国側の勝利で終わり、大正8年(1919)1月からパリ講和会議が開かれました。原敬内閣の下、日本は、西園寺公望、牧野伸顕らを全権委員として同会議に臨み、同年6月28日、15編440条からなる講和条約(ヴェルサイユ条約)に調印しました。この条約により、日本は、山東半島の旧ドイツ権益を継承し、赤道以北の旧ドイツ領南洋諸島の委任統治権を得ました。掲載資料は、全権委員の西園寺公望が提出した報告書です。

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