昭和31年(1956)12月

国際連合に加盟する

簿冊番号:御37162

資料名等

国際連合憲章及び国際司法裁判所規程・御署名原本・昭和三十一年・第一五巻止・条約第二六号

解説

昭和27年(1952)6月日本は国際連合に加盟を申請しました。日本の申請は、同年9月の国連安全保障理事会では10対1の圧倒的多数の賛成を得ましたが、ソ連が拒否権を発動したため、否決されました。同年12月の国連第7回総会は、国連憲章が規定する加盟条件を日本が満たしていることを認め、日本の加盟を承認するべきであると決定し、この決定を安全保障理事会が了知するよう要請する決議を採択しました。その後、昭和31年(1956)10月の日ソ国交正常化を経て、同年12月12日の安全保障理事会で日本の国連加盟が承認され、同月18日の総会は全会一致で加盟を承認。日本は80番目の国連加盟国となり、国際社会に本格的に復帰しました。掲載資料は、国際連合憲章と国際司法裁判所規程の公布原本です。

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